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新潟県の会員より-新潟県中越地震被害報告

  • 2004年12月26日

新潟県中越地震の時に、会員より報告のありました内容について掲載いたしましたので、お読みください。 

※新潟県中越地震・・・平成16年10月23日同県川口町では震度7の揺れを観測。

以下は当協会の会員、㈱高橋木工所 高橋司氏より平成16年11月3日に届いたメールです。

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新潟県中越地震が当地でありましたが、被害状況を簡単に報告します。

当地津南町は震度5強で、当社がスーパーTIP(現SUタイプ)で施工した物件は7棟(そのうち5棟が高床3階建て)ですが花びんが落ちたとか、本が落ちた程度はありましたが、無被害と言って良いです。ただ津南町においては、他の建物も新しい物件では揺れは違いがあっても、差別化のできる被害は見当たりません。

ただ1物件HPにも載せてありますが、被害の大きい十日町市(震度6強)においては差別化ができたと思います。

当社で施工したT宅は高床の3階建てです。隣に写っている鉄骨3階建ては積雪3.3Mの耐雪型です。T宅の建物被害は2階の居間が吹き抜けになっていますが、そこの壁のクロスに1箇所亀裂が生じたのみ、たんすなどは少し動いたが転倒は全くありません。食器ストッカーは耐震ロックがかかり、1個も割れませんでした。1階事務所にあった花びんが床に落ち、割れたそうです。

近所の鉄骨の耐震住宅はたんすが転倒、2段ベットが転倒、R階にある鉄の柵が破壊、内部の壁は確認してませんが、かなりひび等あるかと思われます。

さらにT様家族は、かなりの住民が避難したにもかかわらず、この家にいた方が安全ということで1度も非難をしていません。住んでいる人が安心して住まわれているのに感動です。

そこで質問があります。

☆他の建物は蓄暖やたんすが転倒しているのに、T宅はたんすが動いただけです。TIPに横揺れを減衰させる力がありますか?

☆の答え(TIP建築協会より)

TIP構法の建物は、揺れにくい建物です。例えば、荷重変位曲線を見ると、2tの力が加わると、公庫仕様では約65mm変形するのに対して、TIP構法では約18mmとなり、公庫仕様に比べ、約1/3.6の変形となります。

●荷重変位曲線

 

グラフ1

 

〔注〕 住宅金融公庫は2007年より独立行政法人 住宅金融支援機構に変わりました。

 

尚、地震に強い建物とは、

1.ゆれにくい(剛性)   2.こわれにくい(強度)   3.ねばり強い(靭性)

という3条件をそなえたものです。TIP構法の建物は、この3つの条件をそなえています。

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