地震・災害に強い木造住宅「TIP構法」日本TIP建築協会

日本TIP建築協会


Q&A

よくあるご質問

Q1.TIP構法でわが家を建てたいのですが、どうしたらよいですか?
A1.二つの方法があります。
一つは、TIP建築協会の会員会社の中から、条件の合う工務店を探していただきます。
二つ目は、お知り合いの工務店に話して、TIP建築協会に入会していただきます。
Q2.日本TIP建築協会の会員になるための資格、条件を教えてください。
建主や設計事務所は入会できますか?
A2.入会できるのは建設業登録をした施工会社、個人の大工さんです。 
在来工法で施工していて、TIP構法を使うことに対し真面目で、意欲のある工務店であれば、事前審査を経て会員となれます。
個人の建主さん、設計事務所などは会員にはなれません。。
Q3.TIP構法で新築する場合、施工費用はどれくらい増えるのでしょうか?
A3.通常の軸組構法で施工する場合と比べ工務店によっても異なりますが、材料費と工事費を含めて総工事費の2%前後増です。
少ない費用で大きな耐震効果が得られます。
Q4.筋かい端部の接合にガセットプレートを使用する際耐力壁としてみなすことができますか?
またその場合の壁倍率はいくつでしょうか?
A4.はい、耐力壁です。
確認申請では建築基準法の施行令に定められた壁倍率と同じです。45×90筋かいは倍率2、ラス下地板は倍率0.5です。
下地板を斜め45度に張ったTIP構法の実力は下地板を水平に張った場合よりはるかに丈夫で粘り強く、確認申請上同じ壁量でも余力(含み強さ)のある建物になります。
またガセットプレートと釘で接合されたTIP構法の筋かいは圧縮にも引張りにも利きます。

Q5.ガセットプレートの材質はどんなものでしょうか?
またなぜ裏に金属板を貼るのでしょうか?
A5.TIP構法に使われているガセットプレートは構造用合板(1級特類 厚12㎜)に亜鉛鍍鉄板(厚0.4㎜)をエポキシ樹脂系の接着剤で圧着したものです。表面は合成樹脂系ペイントで塗装されています。使用材料はすべてF☆☆☆☆です。
合板には方向性があり、力が加わると、表面から剥がれていくような壊れ方をします。
鉄板を貼ることにより、合板と鉄板がお互いの欠点を補い合い、新しい材料となり、ガセットプレートの強度が増します。

   
      
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